楽天アプリ市場経由のダウンロード&インストールのセキュリティ面の危険性や安全性

目次

楽天アプリ市場とは?

Androidのスマホへアプリをダウンロード&インストールするときは公式のアプリストアであるGooglePlayを利用するのが一般的です。

一方で、通常はあまり利用しないと思いますが、非公式のアプリストアというのも存在します。

楽天アプリ市場はそんな非公式のアプリストアの一つです。

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非公式といっても、

  • 公式:GooglePlay経由でアプリをダウンロード&インストール
  • 非公式:公式以外

という区分けですので、違法なアプリストアという意味ではありません。

楽天アプリ市場以外に有名な非公式アプリストアとしては、通販最大手AmazonのAmazonアプリストアが挙げられます。

楽天アプリ市場経由でお得にポイントゲット

多くのポイントサイトでは、

  • アプリインストールの際に楽天アプリ市場を経由すると貰えるポイントが高くなる
  • 楽天アプリ市場を経由してアプリインストールすることがポイント獲得の条件となっている

といったことがあるため、無料アプリのダウンロード&インストールで効率良くポイントを稼ぐためには楽天アプリ市場の利用は必須と言えます。

非公式アプリストアについて

上記のように、楽天アプリ市場経由でアプリインストールをするとお得な場合が多いのですが、非公式アプリストアには良い点だけではなく特有の問題点・危険性などが存在しますので、メリット・デメリットを合わせて解説します。

メリット

アプリの表現の幅の拡大

公式ストアのGooglePlayに掲載されているアプリはGooglePlayの掲載基準をクリアしたものしか存在しないため、特定のジャンルのアプリは一切存在しません。

例えば、暴力的・性的(いわゆる18禁)な表現を含むアプリなどが該当します。

ツール系のアプリなら暴力的・性的(18禁)な表現は一切不要ですが、スマホをゲーム機として利用するという視点から見ると、こういった一部の表現が規制されていると据え置き機やパソコン用のゲームと比較して表現できる内容が狭まるため、ゲームアプリとしては足かせになってしまう場合があります(ホラーゲームでゾンビを倒した際の血飛沫もダメな可能性が高い)。

非公式のアプリストアでは、ストアの規約次第でGooglePlayでは禁止されている表現を用いたアプリを公開できるため需要があるのです。

ただし、違法な表現については非公式ストアだろうと問答無用でアウトなので、そういったアプリは非公式ストアにも存在しません。

独自の課金システム

非公式アプリストアのアプリは、アプリ内に独自の課金システムが設けられていることががあります。

例えば、楽天アプリ市場では楽天スーパーポイントで課金できますし、Amazonアプリストアでは事前にAmazonコインというデジタル通貨を購入しておくことにより、最大で20%も安く課金を行うことができます。

非公式ストアからは「パズル&ドラゴン」・「白猫プロジェクト」といった有名ゲームアプリもダウンロードできますので、課金のことだけを考えるならGooglePlayからダウンロードするよりもお得です。

デメリット

スマホ端末のセキュリティ設定変更が必要

代表的かつ最大のデメリットがセキュリティ設定についてです。

公式ストアであるGooglePlay以外からアプリをダウンロード&インストールする際には、事前にスマホ端末のセキュリティに関する設定をONにしなければなりません。

「設定」→「セキュリティ」→「提供元不明のアプリ」

「設定」→「セキュリティ」→「提供元不明のアプリ」

アプリインストール後にすぐにOFFにすれば良いのですが、ONのままでいるとウェブサイト閲覧中などに知らない間にウイルスを含んだ不正アプリを自動でインストールされてしまうことがあるかもしれず大変危険です。

楽天アプリ市場利用時の安全確保への対策

上記の通り非公式のアプリストアにはセキュリティ面に不安が残るため、楽天アプリ市場を利用するときには安全性の確保について細心の注意を払わなければなりません。

楽天アプリ市場では、どのような対策が行われており、また自衛のためには何をすれば良いのでしょうか?

不正アプリ対策

楽天アプリ市場を起動してメニューを開くと「不正アプリ対策」という項目があります。

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この項目を更に開くと、携帯内にインストールしたアプリの中に不正アプリがないかチェックすることができたり、リアルタイムスキャンの設定などを行うことができます。

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これらのスキャンはパソコンのウイルス対策ソフトの老舗であるトレンドマイクロ社の技術により行われているため、スキャンの信頼性については文句なしだと思います。

ただし、アプリのスキャンは月1回までは無料ですが、2回目以降は有料となっているため、使い勝手はイマイチです。

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ウイルススキャンアプリを用意する

上記の通り、楽天アプリ市場内のスキャンは利用回数制限があるため、できれば自分で別途ウイルススキャン用のアプリを用意することをオススメします。

docomo・au・ソフトバンクの3大キャリアのスマホを利用しているなら、大体の場合は契約時にウイルス対策アプリの契約なども行っているはずですので、そういったものを利用すればOKです。

「提供元不明のアプリ」は必要なとき以外はOFFにする

前述の通り、非公式アプリストアの宿命として、楽天アプリ市場のアプリをダウンロード&インストールするときには「提供元不明のアプリのインストールを許可する」という設定をONにしなければなりません。

「設定」→「セキュリティ」→「提供元不明のアプリ」

「設定」→「セキュリティ」→「提供元不明のアプリ」

アプリをインストールするときに一時的に設定を変更するのは仕方ないと思いますが、アプリのインストールが完了したらすぐにOFFにする癖を付けるようにしましょう。

アプリの公開元・開発元をチェックする

アプリをインストールする前に、アプリを公開・開発している会社がどんな会社なのかはチェックしておいた方が良いです。

上場企業であれば(アプリにウイルスを仕込む等の)滅多なことはできないので安全である可能性が高いと言えますが、どこの誰が運営しているのか分からないような会社や身元がハッキリしない個人開発者のアプリなどはリスクが高くなるので避けた方が無難な場合があります。

公式アプリストアで公開されていないアプリは要注意

気になるアプリがあっても、公式ストアであるGooglePlayに公開されていないアプリをインストールするときには注意が必要です。

というのも、通常、アプリを公開するときは、非公式ストアはGooglePlayと合わせて利用するものですので、GooglePlayに公開されていないということは何かしらの理由(アプリの動作には必要ないのに電話帳を取得する機能がある等)があってGooglePlayを利用できない可能性が高いからです。

その点、GooglePlayと楽天アプリ市場の両方に同じアプリが公開されていれば、上記のような小細工が行われている可能性は高くないと言えると思います。

アプリが必要とする権限を確認する

インストールするときは、アプリの内容とアプリが必要とする権限に不自然な点がないかを必ず確認しましょう。

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例えば、ただの占いアプリで友達にシェアしたり外部と通信する機能などが一切搭載されていないのに、電話帳の読み取りやインターネット接続をする権限が必要なアプリがあれば、それは個人情報を抜くためのアプリである可能性が高いです。

まとめ

様々な注意点を挙げましたが、これらはGooglePlayを利用するときにも気を付けなければならない基本的な事項ばかりですので、非公式アプリストアである楽天市場が特別危険であるというわけではありません。

GooglePlayだったら無対策でも安全かと言ったら、それは100%間違いです。

しかし、GooglePlayよりもアプリの幅が広がっている楽天アプリ市場の方が危険な可能性は高いので、自己責任でしっかりと対策を行った上で利用していく必要があるという点を忘れてはいけません。

特に、セキュリティの設定を変更しなければならない関係もありますので、セキュリティに関する知識がない人や自分から調べてみようという意識が薄い人は、楽天アプリ市場を利用しない方が良いと思います。


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