ポイントインカムの広告紹介ボーナス制度の利用をオススメしない理由

ポイントサイトのポイントインカムには「広告紹介ボーナス制度」という極めて珍しい特殊な制度があります。

過去に自分で利用したことがある広告をブログやTwitterなどで紹介した後、紹介経由で当該広告を利用する友達が現れた場合には広告紹介ボーナスを獲得できるという内容です。

ポイントインカムの広告紹介ボーナス制度

まるでアフィリエイトのようなことができる制度なのでポイントサイトとしては画期的な制度に思えるかもしれませんが、広告紹介ボーナス制度には重大な弱点があるため利用をオススメすることはできません。

目次

広告紹介制度の仕組みについて

広告紹介ボーナス制度をオススメできない理由を理解するためには当該制度の仕組みを知っておく必要がありますので簡単に解説します。

広告紹介ボーナス制度で獲得できるポイント数は紹介相手が「友達のとき」と「友達でないとき」で以下のように異なります。

ポイントインカムの広告紹介ボーナス制度

紹介相手が友達のとき

紹介相手が友達のときは

  • 友達紹介制度のダウン報酬10%
  • 広告紹介ボーナスの3%

の2つが発生しますので計13%分のポイントを獲得できます。

紹介相手が友達ではないとき

一方で紹介相手が友達ではないときは、

  • 広告紹介ボーナスの3%

のみが発生しますので、獲得できるポイントは3%のみです。

友達を逃す可能性大!

上記の通り広告紹介制度の仕組み自体は特に難しくも何ともありませんが、実は「紹介相手が友達ではないとき」は2パターンあることにお気付きでしょうか?

具体的には

  1. 紹介相手が友達ではない(且つポイントインカムの既会員)
  2. 紹介相手が友達ではない(且つポイントインカムに未登録)

の2パターンです。

これらのうち後者が広告紹介ボーナス制度においては大きな弱点となります。

というのも、ポイントインカムに未登録の人が広告紹介経由で広告を利用する際には

  1. ブログやTwitterで広告紹介リンクをクリックする
  2. ポイントインカムに新規登録をする
  3. 当該の広告を利用する

というステップを踏むことになるかと思いますが、この手順でポイントインカムに新規登録したユーザーは友達にはならないから(経由したのは広告紹介リンクであって友達紹介リンクではないから)です。

※1.~2.に関して、未登録(正確には未ログイン)の人は広告紹介リンクをクリックすると当該広告のページではなくポイントインカムのトップページへと強制的に飛ばされます。

ポイントインカムの広告紹介ボーナス制度の利用をオススメしない理由

広告紹介URL経由での新規登録で友達紹介が成立するのかどうかを運営に問い合わせた際の回答

しかも、1.~2.の過程で強制的にトップページに飛ばされるにも関わらず広告紹介URLには有効期限がない(= cookieがない = 一旦閉じたら無効になる)ので、当該ユーザーが新規登録後に(検索フォーム等を利用して)当該広告のページを開いて広告を利用した場合には広告紹介ボーナスの対象にもなりません。

ポイントインカムの広告紹介ボーナス制度の利用をオススメしない理由

広告紹介URLの有効期限について運営に問い合わせた際の回答

要するに、未登録の人に対して広告紹介を行なうと

  • 新規登録しても友達にはなってくれない
  • しかも広告紹介ボーナスも手に入らない

という二重苦になる可能性が極めて高いということを意味しています。

広告紹介制度は3%の広告紹介ボーナスが発生するというメリットはありますが、新規の友達を逃すことはそのようなメリットでは到底穴埋めできないくらい大きなデメリットであるためオススメできないのです。

未登録者を相手に広告紹介する方法は?

とはいえ一応ポイントインカムに未登録の人に対して広告紹介をできないわけではありません。

しかし、その場合には

  1. 友達紹介URLをクリックしてもらう
  2. ポイントインカムに新規登録してもらう
  3. ブログ等に掲載した広告紹介リンクをクリックしてもらう
  4. 当該広告を利用してもらう

という非常に面倒臭い手順を踏む必要があります(細かく手順を指示してブログとポイントインカムを行ったり来たりしてもらわないといけない)ため、ルール上は可能であっても実際にこの手順を完璧にこなして会員登録&広告利用してくれる人はまずいないと思われます。

普通に広告を紹介するだけでOK

ということで、ポイントインカムに未登録の人に対してオススメしたい広告があるなら「広告紹介制度」を利用せずとも「普通に広告を紹介する」のが一番です(「○○という広告がオススメです!」と伝えるだけでOK)。

その上で友達紹介バナーや広告の利用方法(検索フォームの使い方や申し込みの手順等)を解説すれば興味を持った人が友達になった上で広告を利用してくれるはずだと思います。

そうすれば広告紹介ボーナスは入りませんが、今後その友達が広告を利用する度に毎回10%のダウン報酬が手に入るのでトータルではお得です。

まとめ

広告紹介制度を初めて目にしたときは普通のアフィリエイトのように広告を紹介できるのではないかと思ってかなり嬉しかったのですが、実際は当記事の通り新規の友達を逃してしまう可能性が高いという致命的な弱点があるので実用に耐えられる制度ではありません。

実用的な制度に生まれ変わるためには

  • 広告紹介URL経由での新規登録も友達紹介として成立するようにする
  • cookieで有効期限を設定する

という対策が必須だと思われます。

しかし、制度の登場から半年近くが経過しようとしている2017年12月現在においても制度の改善等に関する続報は特にありませんので今後もそのような対策が実施される可能性は低いでしょう。

したがって、普通に友達紹介&広告紹介(制度は使わず、オススメの広告を教えるだけ)で十分だと思います。

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