ポイントサイトを利用する上で絶対にやってはいけないことの一つに「ポイント付与などに関して広告主に直接問い合わせを行う」ということが挙げられます。
これを行ってしまうと、理由の如何に関わらず最低でも無条件でポイント却下、最悪アカウント停止という厳しい処分が課されることが普通です。
目次
「広告主への直接問い合わせ」とは?
まず「広告主への直接問い合わせ」の定義についてです。
ここで言う「広告主への直接問い合わせ」とは、「ポイントサイト関連のサービスについて広告主へ問い合わせを行うこと」を指しています。
例えば、
- ポイントの付与条件について詳細に知りたい
- いつまでたってもポイントが承認されないので承認予定時期を知りたい
- 申し込みをしたけどポイントが付与されない
といったことなどが当てはまります。
あくまでも「ポイントサイト関連のサービスについて広告主へ問い合わせを行うこと」ですので、純粋に広告主が提供する商品やサービスの内容について知りたいときに広告主へ問い合わせをする行為については、ここで問題にしている「広告主への直接問い合わせ」には該当しません。
少しややこしいですが、そういうものだと思っておきましょう。
「広告主への直接問い合わせ」がダメな理由
では、「広告主への直接問い合わせ」は何故ダメなのでしょうか?
それを理解するためには、ポイントサイトの仕組みを理解する必要があります。
上記はポイントサイトの仕組みを簡単に図示したものですが、この中で広告主が行うべき仕事は
- ③:ポイントサイトへの「広告の申込状況に応じた広告費の支払い」
- ③’:ユーザーへの「商品・サービスの提供」
の2つだけであり、ポイント還元についてはポイントサイトの仕事なので広告主にとっては全く関係ありません。
そんな状況でユーザーが広告主へポイント云々についての問い合わせを行ったとしても広告主には説明のしようがありませんので、広告主はポイントサイトへ問い合わせがあった旨を連絡することになりますが、そのときにポイントサイトに対して「何でウチに無関係のポイント云々の問い合わせがくるのか?」という不満をぶちかますことになるのだと思います。
自社に関係のない話に労力を割かなければならなくなるのだから、当たり前ですね。
そうすると、ポイントサイトは広告費を支払ってくれる大事なお客さんである広告主の手を煩わせないようにするための対応を取らざるを得ません。
そこで対策として行われているのが「広告主への直接問い合わせの禁止&厳罰」というわけです。
「広告主への直接問い合わせ」のペナルティ
上記のような理由で、各ポイントサイトでは「広告主への直接問い合わせ」を禁止しているのですが、もしやってしまった場合に課せられるペナルティには主に2つのパターンあります。
サイトによっては明言されていないこともありますが、基本的には以下のどちらかに該当すると考えて間違いありません。
ポイント却下
ポイント付与が却下されてしまうというペナルティです。
「広告を利用したのにいつまでたってもポイントが承認されないから」等の言い訳は一切通用せず、理由の如何を問わずに問答無用でポイントは獲得できなくなります。
厳しい内容に思えますが、もう一方のペナルティ(退会処理)が重すぎるため相対的には非常に軽いペナルティであると言えます。
サイトによっては「ポイントについて、広告主に直接お問い合わせをした場合、成果対象外となる場合がございます。」という若干柔らかい表現になっていることもありますが、だからといって広告主に積極的に問い合わせをして良いわけではありませんので勘違いしてはいけません。
退会処理
文字通り、ポイントサイトを退会させられてしまうというペナルティです。
強制的に退会させられてしまうので、広告利用分のポイントを獲得できなくなるだけではなく、退会前に保持しているポイントを交換するといったこともできません(多分)。
「ちょっと問い合わせしたくらいで厳しすぎる!」と思うかもしれませんが、「広告主への直接問い合わせ」はポイントサイト・広告主の双方にとってそれくらい重大な迷惑行為である、ということです。
ポイントが付かないときの対処方法
広告主へ問い合わせを行いたくなるとき、というのは広告を利用したにも関わらずポイントが付かないというときが多数を占めると思いますが、そういうときはどうすれば良いのでしょうか?
ポイントサイトへ問い合わせる
いずれのポイントサイトでも、広告主へ直接問い合わせることは禁止行為となっています。
従って、取るべき行動は「ポイントサイトへ問い合わせることは」ただ一つです。
サイトによって返答が早い・遅い、対応が丁寧・適当などの違いはありますが、とにかく選択肢はこれしかありません。
対応が悪いからといって痺れを切らして広告主へ問い合わせると即アウトですので、それだけは絶対に避けて下さい。
ポイントサイトへ問い合わせたら解決した話
タイムリーな話ですが、私が先日ポイントインカムで広告を利用したときにポイントが付かなかったため運営側へ問い合わせを行ったところ、後日無事にポイントが承認されました。
問い合わせから承認まで約半月かかりましたし、申し込み直後にポイントが付与されなかったことにより全国ランキング特別企画に参加できなくなってしまったりとだいぶ予定が狂ってしまったのですが、損をしたわけではないので結果オーライだと思っています。
これは私の一例ではありますが、きちんとした手続きを踏めばポイント付与される可能性は高いと思いますので、焦らないようにしましょう。
まとめ
先日、副業ブログを巡回していたら、
「広告を利用したのにポイントが承認されないから運営に問い合わせしたのに返信が遅い。だから広告主に直接問い合わせをしてやった。」
というような記述を見つけました。
当然ながらその人は直接問い合わせの翌日にポイントが却下されてしまったみたいで、憤慨しているようでした。
そのとき短気は損気であると改めて認識したわけですが、今まで直接問い合わせ禁止のルールを知らずにポイントサイトを利用していた人への啓発になればと思ってこの記事を書いてみました。
私達ユーザーがポイントサイトにとってお客さんであることは間違いないと思いますが、一方で広告主もポイントサイトにとっての大事なお客さんです。
「広告主への直接問い合わせ禁止」は三者が快適にサービスを提供・利用し合うために設けられたルールですので、ポイントサイトを利用する以上は遵守していきましょう。
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