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秘密の質問とは?
お小遣いサイトによっては、パスワードの他に「秘密の質問」と「その答え」を設定しなければならないサイトがあります。
これらは、
- ポイント交換
- 登録情報の変更
- パスワードの変更
など、大事な手続きを行う際に入力を求められます。
要は、秘密の質問とその答えは、本人にしか知らない情報を入力することでより確実な本人確認の手段として利用されているというわけです。
秘密の質問が導入されているサイトは万が一パスワードが流出してしまっても秘密の質問による最後の砦があるため、なりすましなどの被害が発生しにくくセキュリティ面での安全性が向上するというメリットがあります。
秘密の質問の問題点
しかし、良い面ばかりではなく悪い面も存在します。
それは、秘密の質問の答えを忘れてしまうことが多いという点です。
自分で設定した答えを思い出すことができなくて、秘密の質問に苦しめられたことがある人は結構多いのではないでしょうか。
万が一忘れて
サイトによっては登録した答えの確認や変更ができない場合もあるため、万が一答えを忘れてしまったらそのサイトは実質的に利用不可能となってしまいます(ポイント交換ができなくなってしまうため)。
忘れない方法・コツ
そこで、秘密の質問とその答えを忘れない方法とコツについて、解説してみたいと思います。
以下の内容を遵守すれば絶対に忘れないというわけではありませんが、思い出せなくて途方にくれてしまうような事態は避けられるはずですので参考にしてみて下さい。
「初めての○○」系の質問を選ぶ
秘密の質問とその答えを絶対に忘れないコツは、「初めての○○」系の質問を選択することです。
例えば、
- 初めて買ったCDは?
- 初めて買った車は?
- はじめて飼ったペットの名前は?
といった質問です。
何故、このような質問が良いのかと言うと答えが絶対に変わることがなく、且つ忘れにくいからです。
秘密の質問への回答に困る主な理由は、回答の候補が沢山有りすぎて分からない、もしくは全く検討がつかないから、といった理由が多いと思います。
しかし、「初めての○○」系の質問であれば、答えは必ず1つしかない上に今後何年たっても変わることはありませんし、自身の初めての体験であるため記憶に残りやすく忘れにくいのです。
従って、秘密の質問を設定する際の候補の中に「初めての○○」系の質問が用意されているときは迷わずこれを選びましょう。
答えが変わる質問はダメ
逆に秘密の質問としてダメな例は、
- 好きな映画のタイトルは?
- 好きな(嫌いな)食べものは?
- あなたの趣味は?
- カラオケの十八番は?
などの、時期によって答えが変わる可能性があるものです。
いずれもそのときの流行・自身の考え方・加齢などによって少しずつ変わっていくものですし、複数あって当然のものなので、こういった質問を秘密の質問に設定してしまうと答えの候補がありすぎて後々困ることになります。
ただ、こういった質問を投げかけられたときに常に即答できるくらい好きな(嫌いな)何かがある(今後一生ひとつのものしか食べられないなら絶対に○○を選ぶ、等)、というのであればアリだとは思います。
曖昧な質問は避ける
人によって良い・悪いが分かれる質問は
- 母親の旧姓は?
- 出身の小学校は?
といった質問です。
前者は母親に離婚と再婚を繰り返していた過去があり苗字が頻繁に変わっていたとしたら旧姓の扱いに困るから、後者は転校を繰り返しているとどの小学校が該当するのか迷ってしまうから、という理由によります。
一般的には旧姓は生まれた家(実家)の苗字、出身の小学校は卒業した小学校という解釈になるかと思いますが、答えが曖昧になる可能性がある場合は避けた方が無難です。
逆に、もしどちらも答えがただひとつしかない(母親は離婚したことがない、小学校で転校したことがない)という人は、こういった質問を秘密の質問にするのは有効だと思います。
答えはひらがなで統一する
サイトによって異なりますが、答えを設定する際にひらがなしか利用できないサイトがある一方で、ひらがな・カタカナ・漢字など何でも使えるサイトも存在します。
使用できる文字の種類も混乱の元ですので、全てのサイトの答えをひらがなで入力してしまうという方法も秘密の質問の答えを忘れないためのコツとして有効です。
ただし、文字の種類が少なければそれだけセキュリティ面で安全性が下がりますので、利便性を取ってリスクを甘受するか、危険性回避のために答えの複雑さを追求するか、のどちらかを選択するのかについては事前によく検討しなければなりません。
まとめ
冒頭でも述べた通り、秘密の質問とその答えを忘れてしまうとポイント交換不可となるサイトも存在しますので、絶対に忘れない内容に設定しなければなりません。
サイトによっては上記の「答えが変わる質問」に該当する選択肢しか用意されていないこともありますが、そのときはどうしようもありませんので「答えが変わる質問」の中で一番マシ(答えが変わりにくいと予想されるもの)を選んだ上で答えを設定するようにしましょう。
また、答えを設定する際の入力ミスにも十分に注意が必要です。
ちなみに、絶対に忘れない強固なパスワードの設定方法についてはこちらの記事にて解説しておりますので、興味があれば御覧ください。
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