ポイントサイトのハピタスは友達紹介の稼ぎやすさが有名です。
「全広告がダウン報酬制度の対象」という仕組みを以前から導入していたこと、広告利用がメインで無料コンテンツはほぼ存在しない代わりに還元率が高めであることその理由です。
私自身もハピタスでは結構稼がせて貰っています。
そんなハピタスが先日新たな紹介制度「シェアハピ」というものを発表しました。
目次
シェアハピとは?
シェアハピはハピタスの紹介制度のひとつなのですが、既存の「ハピ友制度※」とは全く異なる別の紹介制度となっています。
※従来の友達紹介制度を一言で表す名称が特にないため、当記事では「ハピ友制度」と呼ぶことにします。
紹介はSNS経由を想定
まず、従来だとブログにハピタス関係の記事を書いてそこに紹介URLや紹介バナーを掲載するという方法がメインでしたが、「シェアハピ」はSNSでの紹介を想定しているようです。
「シェアハピ」を解説するページの中には紹介URLは一切記載されておらず、メール・LINE・Twitter・facebookへの投稿用のボタンがあるだけです(各ボタンを押すと自動入力されるメッセージ内から紹介用URLを抜き出すことは可能です)。
紹介URLのフォーマットもハピ友制度とは異なるフォーマットとなっています。
ハピ友制度(従来の友達紹介制度)の紹介URL(テキスト形式の場合)
https://m.hapitas.jp/register?i=11797997&route=text
シェアハピの紹介URL(Twitter経由の場合)
http://sp.hapitas.jp/social_register?spot=11797997&route=twitter
紹介成立で双方100ポイント
紹介するときは「ハピ友制度」の紹介URLとは異なる紹介URLを用い、そのURL経由で友達ができると
- 紹介する側 : 100pt
- 紹介される側(友達) : 100pt
という紹介特典をそれぞれ受け取ることができます。
「ハピ友制度」の登録時の特典は紹介される側(友達)に30ptが付与されるだけなので、その点では紹介する側・される側ともにお得だと言えます。
友達の広告利用で更に双方100ポイント
その後、友達が初めて広告を利用すると上記の登録時の特典とは別に双方に別途100ポイントが加算されます。
このようにシェアハピでは紹介する側・される側(友達)がそれぞれ計200ポイントを受け取ることができる内容なのです。
シェアハピで紹介してもハピ友にはカウントされない
ただ、先述の通りハピ友制度とシェアハピは完全に別物の紹介制度です(紹介URLもそれぞれ異なる)。
従ってシェアハピで増やした友達はあくまでも「シェアハピの友達」でしかなく、「ハピ友制度の友達」としてカウントされることはありません。
必然的に「シェアハピの友達」が増えたとしてもハピ友ポイントを受け取ることはできないという問題点も存在します。
シェアハピ活用のインセンティブが薄すぎる
以上が新紹介制度シェアハピの仕組みですが、ブログにて友達紹介を行っている立場としてはシェアハピ制度で友達紹介を実施するインセンティブが薄すぎて極めて使いにくい制度だなというのが率直な感想です。
当サイトでは過去に何度も「紹介される側(友達)のメリットが大きい友達紹介制度の方が活用しやすい。」ということを何度も言ってきました。
ハピ友制度では紹介される側(友達)は30ポイントしか貰えないのにシェアハピだと計200ポイントを貰えるので、その点においては従来のハピ友制度よりもシェアハピの方が優れているのは間違いありません。
しかし、先述の通りシェアハピを利用して友達を増やしてもハピ友人数は増えないというルールであるため、紹介する側はどんなにシェアハピを活用したとしても友達1人あたり最大で200ポイントしか受け取ることができません。
いくら紹介される側(友達)のメリットが従来のハピ友制度より大きいとはいえ、流石にハピ友ポイントを捨ててまでシェアハピに乗り換えたいかと言われるとNoとしか言えないです。
ハピ友になってくれる方々には申し訳ないですが登録時には従来のハピ友の30ポイントで我慢してもらう代わりに当ブログを参考にハピタスやその他のポイントサイトでガッツリ稼いでもらうことでご勘弁頂きたいところです・・・
シェアハピの使い所が全く分からない
ハピタスの公式Twitterはシェアハピ制度について以下のようにツイートしています。
【プレスリリース】
より気軽に紹介ができる新しい紹介制度「シェアハピ」が本日はじまりました!
既存の紹介制度(ハピ友)はもちろんそのままです。お相手との関係性や利用シーンに応じて使い分けられるようになりました!https://t.co/jSetL6JTF2— ハピタス【公式】 (@_hapitas_) 2017年10月19日
曰く、「お相手との関係性や利用シーンに応じて使い分けられるようになりました!」とのことですが、私には「お相手との関係性や利用シーンに応じて使い分ける場面」が全く想像つきません。
百歩譲って「シェアハピ制度の方が紹介される側がお得だからシェアハピ制度で友達紹介をしようかな。」という考えに至るというのは分からなくもないですが、この場合は先述のように紹介する側のインセンティブが薄すぎるという問題があるため思い付いたとしても実際にシェアハピ制度の利用を選択する人がどの程度いるのか非常に疑問です。
また、単純にSNSで友達紹介をしたいなら従来のハピ友制度のページにもTwitterのツイートボタンやfacebookのシェアボタンは既にあるのでそれで十分(LINEのボタンはありませんが、メッセージに紹介URLを書き込めば良いだけなので特に問題にならない)ですし、紹介される側(友達)を優遇したいならわざわざシェアハピ制度を新設しなくても既存の新規登録の30ポイントを100ポイントに引き上げた上で更に初めての広告利用で100ポイントという特典を付ければ良いだけのような気がします。
もし、原資が足りないなら例えばハピ友ポイントの最大還元率を40%から39%に下げる(還元率が半端になって格好悪いですが)、ポレットのチャージ上限を月30万から下げる等の対応で余裕で調達できると思います。
にもかかわらず今回いまいち使いどころの分からないシェアハピを新たに作ってしまったということは、今後ハピ友制度の改悪や最悪の場合はシェアハピ制度への完全移行もあるのではないかと邪推したくなってしまいます。
まとめ
ハピタスは
- 広告特化による高還元率・高ポイント数の実現
- 稼ぎやすいハピ友制度
という2つの特徴により他サイトとの差別化をしているポイントサイトだと私は認識しています。
そのうちの一つであるハピ友制度を捨てるような真似はしないと思いますが、現時点ではシェアハピの存在意義が全くもって理解不能であるため今後どのように動いていくのかが分からなくてちょっと怖いなと感じます。
ただ、単に私の頭が悪いせいでシェアハピ制度の利点が理解できないだけかもしれませんので、もしどなたか有効な活用方法が分かる方がいらしたら教えて頂けますと幸いです。
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