ポイント合算サイトの.money(ドットマネー)では毎月増量キャンペーンを実施しています。
今月(2018年11月)は「ラッキーポイント」という新しいポイントサイトでは20%もの大増量となっています。
一見すると魅力的なキャンペーン内容ですが、私の中ではラッキーポイントに登録する必要はないという結論に至りましたので以下で理由を説明したいと思います。
ラッキーポイントの公式サイト
目次
ラッキーポイントに新規登録する気にならない理由
お得感がなさそう
ラッキーポイントのトップページに掲載されている広告をザッと見た感じでは高還元の広告があるようには見えません。
一応「スタッフイチ押し広告」というコーナーはありますが、あくまでも「スタッフのイチ押し」というだけであって特に高還元なわけではないようです。
ポイントサイトを利用する目的は「還元ポイントを稼ぐこと」の一点のみですので、お得感がなさそうという時点で新規登録の候補からは速攻で除外となります。
ポイント交換の詳細が不明
ラッキーポイント内に一通り目を通した後、ポイント交換に関して以下のような疑問が浮かびました。
- ポイント交換先は?
(少なくともドットマネーは確定しているが、それ以外は?) - 最低交換額はいくらから?
- 交換手数料は?
しかし、これらポイント交換の疑問を解決しようと思ってヘルプを閲覧してもポイント交換については一切記載されていませんでした。
ポイントサイトを利用する上ではポイント交換のしやすさはかなり重要なのにその詳細をひた隠しにする意味がよく分かりません。
さすがに登録後に交換ページを開けば判明するのかもしれませんが、先述の通りラッキーポイントはお得感がなさそうなのでわざわざ登録してまで調べたいという気にもなりません。
友達紹介制度がない
私は当サイトでポイントサイトの友達紹介をして稼いでいるので、ポイントサイトを利用するにあたっては友達紹介制度の内容も重要ですが、ラッキーポイントには友達紹介制度はなさそうです(少なくとも未ログインの状態では友達紹介のページは見当たらない)。
友達紹介制度がなくとも、広告利用がめちゃくちゃお得なのであれば広告利用のためだけに登録する価値はありますし、そのような素晴らしいサイトを広める目的で当サイトで取り上げることはできるかもしれません。
しかし、ラッキーポイントは友達紹介制度がない上にお得感もないポイントサイトなのでわざわざ登録する価値があるようには思えませんでした。
更新されているのかどうか不明
サイト内に掲載されている広告には「NEW」のタグが付いているものがいくつかありますが、この「NEW」がいつのものなのか不明です。
というか、サイト全体を見渡しても最終更新日が分かる部分が一切ありません。
※一応「お知らせ」のコーナーはありますがお知らせの中身は一つもありません。
他のポイントサイトだと「お知らせ」とか「新着案件」のような箇所には最終更新日が記載されているのが普通なのでそこからサイトの更新頻度を把握することが可能です。
一方でラッキーポイントは単に「NEW」としか書かれていないため、「最近追加されたばかりNEW」なのか「3ヶ月前に追加されたNEWだけど、それ以降更新されていない(それよりも最新の情報がない)からNEWのまま」なのか、そのあたりの違いが全く分かりません。
後者の可能性も否定できない以上は登録をためらうには十分な理由になると思います。
ドットマネー20%増量の交換上限が低すぎる
ドットマネーの20%増量キャンペーンはラッキーポイントの新規ユーザー獲得のために実施されているのだと思います。
しかし、その割には増量対象の上限が低すぎます。
上記の通り、1,000円までしか対象にならず最大で200円しか受け取ることができません。
「増量対象1,000円まで」といえば、げん玉の増量キャンペーン(~11/30)と同じルールですが、げん玉は大手ポイントサイトだから特典が少なくても利用しようという気になるのであって、どこの馬の骨とも分からないラッキーポイントがその程度の特典ではわざわざ新規登録しようという気持ちにはなれません。
その他
その他、ラッキーポイントを見ていて思ったことなどをいくつか。
できたてホヤホヤ
ドメイン(lucky-point.net)をWHOISで調べてみると、ドメインの取得は2018年5月22日です。
WHOIS検索
ドメイン取得後どのタイミングでサービスがスタートしたのかは分かりませんが、いずれにしても運営歴が最長で約半年のできたてホヤホヤのポイントサイトだということが分かります。
「ググラビリティ」が低すぎるのでは?
「ググラビリティ」とは「検索のしやすさ」を表す造語です(私も最近知りました)。
ポイントサイトで具体例を挙げるなら、「モッピー」・「ちょびリッチ」・「げん玉」・「モバトク」などのように検索したときに目的のページを見つけやすいサービス名(検索キーワードが固有名詞になる場合)は「ググラビリティが高い」と言います。
逆に「ラッキーポイント」のようにサービス名(検索キーワード)が固有名詞ではなく普通名詞である(または広く使われている語句が含まれている)場合には検索時に無関係のページが沢山でてきてしまって目的のページに辿り着くことが難しくなることから「ググラビリティが低い」と言います。
※そういう意味ではポイントサイトの「ゲットマネー」はあまり良くないサイト名だと思います。運営歴が長いので今は問題なさそうですが。
ラッキーポイントは最近できたばかりのポイントサイトなのですから、もっと検索しやすいようにサイト名を工夫する余地があったのではないかなと思います。
完全に余談ですが、以前「わざと検索されにくい会社名にしてネット上で悪評が広まるのを防いでいた」という副業詐欺会社が摘発されたというニュースを見たことがあります。
ここでは会社名は書きませんが、実際にその会社名で検索すると確かに無関係の情報ばかり表示されてしまって目的の情報には全然辿り着けない(当該のニュース記事にも)のでなるほどと感心してしまいます。
まとめ
ポイントサイトの中ではi2iポイントがかなり新しい部類です(2015年スタート)。
i2iポイントのスタート直後どのような様子だったのかはよく分かりませんが、私が登録した2016年1~2月くらいの時点では高還元広告や利用しやすい友達紹介などで新規ユーザー獲得に一生懸命だったことを覚えています。
その結果、現在i2iポイントは老舗サイトが強すぎるポイントサイト業界において一定のシェアを確保することができています。
一方でラッキーポイントの現状は「微妙」の一言に尽きます。
現状だと高還元案件がない・キャンペーンがない・友達紹介制度もない、という状態なのでどのようにしてユーザー獲得をするつもりなのかが全く分かりません。
いちブログ運営者の私が偉そうに言える立場ではありませんが、何かしらのテコ入れをしないと先はないように思います。
ラッキーポイントの公式サイト
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