楽天アフィリエイトとAmazonアソシエイトはとてもよく似ていますが、どちらを使えば良いのでしょうか?
そんな疑問を解決するために、このページでは両者を比較してそれぞれの共通点と優位な点を明確にしたいと思います。
目次
商品・サイトのジャンル
楽天市場とAmazonはどちらも膨大な量の商品でも扱っており、買えない商品を探す方が難しいくらいです。
ただ、扱うものには特徴があり、楽天市場は旅行・保険・ゴルフ場の予約などのサービスも購入できる一方でAmazonでは無理です。一方でAmazonでは電子書籍分野でシェアを広げつつあるKindle端末やKindle用の電子書籍が購入できるなどのメリットがあります。
扱う商品についてはどんなジャンルのサイトを作るのかによってそれぞれ得手不得手があります。
報酬の発生しやすさ
どちらも紹介した商品が売れなくても報酬が発生するという同じ仕組みであるため優劣は特にありません。
知名度
楽天市場もAmazonも知名度が高いという点では共通なのですが、「どちらの方が知名度が高いのか?」と言わると楽天市場でしょう。>
あまりインターネットを利用しない人にはほとんど知る機会がないAmazonと、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」のおかげでスポーツニュースで何度も名前を読み上げられる「楽天」、どちらの方が広く一般に知られているのかとい言えばやはり楽天だと思います。
料率
楽天アフィリエイトの料率は1~2%、Amazonアソシエイトの料率は0~5%が基本でありどちらも低いのですが全体的にはAmazonの方が若干高いです。
また、Amazonでは高料率(8~10%)の一部カテゴリ(Amazonインスタントビデオ・Amazonコイン・kindle関連・食品・お酒など)などの商品を扱うのであれば有利です。楽天で料率の高い商品は仏壇などのあまり売れそうにないものが多いので無視してしまって良いレベルです。
ただ、Amazonの一部カテゴリの高料率将来的に大幅に下がる可能性が高いため、それらをメインにサイトを構築するのであればそのリスクを把握しておく必要があります。
クッキー
楽天アフィリエイトはクッキー(誰のアフィリエイトリンクをクリックしたかをクリックした人のpC(やスマホ)に保存する仕組み)の有効期間が30日と非常に長いため、とにかく稼ぎやすいのが特徴です。
楽天アフィリエイトの30日間を目の前にするとAmazonアソシエイトのクッキーがたったの24時間だというのははっきり言ってショボ過ぎです。
換金のしやすさ
5,000円から換金可能(手数料300円)なAmazonアソシエイトに軍配が上がります。
楽天アフィリエイトは換金のためには、「直近3ヶ月の報酬の合計が10万円以上である」・「サイトの審査に合格する(定期更新あり)」・「本人確認書類を提出する」といった面倒くさいハードルを超えなければなりません。
楽天アフィリエイトとAmazonアソシエイトの比較まとめ
以上の楽天アフィリエイトとAmazonアソシエイトの各項目ごとの特徴と勝者をまとめると以下のようになります。
項目 | 楽天 アフィリエイト | Amazon アソシエイト | 勝者 |
---|---|---|---|
商品・サイトジャンル | 旅行・保険・ゴルフ場の予約などのサービスもある | 電子書籍で勢いのあるKindle関連商品がある | 引き分け (扱う商品によって変わる) |
報酬の発生しやすさ | 紹介した商品以外が売れても報酬発生となる | 引き分け (どちらも同じ) | |
知名度 | 「東北楽天ゴールデンイーグルス」により有名である | 「世界最強の通販サイト」として有名である | 楽天アフィリエイト (「楽天」は一般に広く知られている) |
料率 | 1~2%と低く、一部高料率の商品も売りにくいもの(仏壇等)が多い | 0~5%と全体的には楽天より高く、Kindle関連などは8~10%と高料率 | Amazonアソシエイト (ただし、高料率カテゴリも将来的に下がる可能性がある) |
クッキー | 30日間 | 24時間 | 楽天アフィリエイト |
換金のしやすさ | 換金するための条件が多い | 5,000円から換金可能 (手数料300円、 その他条件はなし) | Amazonアソシエイト |
楽天アフィリエイトとAmazonアソシエイト、結局どちらが良いのか?
以上のように勝敗はどちらも2勝2敗2引き分けとなってしまって優劣がいまいちハッキリしません。
じゃあ、「結局どちらが良いのか?」と言われると私見も混じりますが楽天アフィリエイトだと思います。
というのも、サイトアフィリエイトというのはサイトを作り始めてから最短でも3ヶ月は報酬が発生しないものとして作業をしなければなりません(サイトアフィリエイトで稼ぐ方法・攻略方法参照)。
サイトアフィリエイト初心者がそんな状況でサイト作成のモチベーションを保つのは相当強靭な精神力が必要となりますので、少しでも報酬の発生しやすい楽天アフィリエイトを行うことでモチベーションの維持がしやすいのです。
2014年9月1日以前でしたら販売数に応じて3.5~8.0%まで料率の引き上がるAmazonが圧倒的に有利(例えクッキーの有効期間が24時間でも)でしたが、現在ではどちらに取り組むのか悩むようであれば楽天アフィリエイト一択で間違いないでしょう。
Amazonアソシエイトを選択しなければならないケースとしては、報酬をどうしても現金で受け取りないと困るという状況のみとなるかと思います。
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