モッピーのダウン報酬対象広告が99%に!友達紹介制度リニューアルの懸念

目次

ダウン報酬対象が99%に!

2017年5月30日にポイントサイトのモッピーの友達紹介制度がリニューアルされ、99%の広告がダウン報酬の対象になりました。

また、それに伴って各広告の還元率も5~100%に変更されています。

ダウン報酬制度が機能するようになりました

モッピーにはダウン報酬制度自体は今までも存在していた(還元率は一律50%)ものの、残念ながらダウン報酬制度の対象外となる広告が多すぎて実質的には全く機能しておらず形骸化していたという問題点がありました。

実際、私は150人を超える友達がいますがモッピーのダウン報酬の最高額は以下の通り約300円に留まっています。

現在の友達人数

2017年4月のダウン報酬(過去最高額)

一方で、友達紹介制度が強力なハピタスでは同じく150人程度の友達人数の時点で毎月3万円を稼げるようになりましたので、いかにモッピーのダウン報酬制度が役に立たないものであったかがよく分かると思います(ハピタスが稼ぎやすい、というのもありますがそれにしても酷い)。

しかし、今後はほぼ全ての広告である99%がダウン報酬対象となりましたのでダウン報酬制度が機能するようになっただけではなくある程度まとまった金額を稼げるようになることが期待できます。

翌日反映

また、今までは毎月15日に一月分のダウン報酬をまとめて付与というシステムでしたが、リニューアルに伴って「友達がポイントを獲得した翌日に反映」に変更されたようです。

友達がいる人は気が付かないうちに加算されているかもしれないので一度確認してみると良いかもしれません。

ダウン報酬制度リニューアルの懸念

上記の内容だけを見ると「ダウン報酬対象の広告が増えて稼ぎやすくなって万々歳!」と思えるかもしれませんが、今回のリニューアルは手放しで喜んで良いとは思えません。

理由は以下の通りです。

他にシワ寄せがいくかも?

友達紹介制度で稼ぎやすくなったのはもちろん嬉しいのですが、その稼ぎやすくなった分のポイントは何もないところから湧いてきているわけではありません。

モッピーも慈善事業ではなく東証一部上場企業として利益を出していかなければなりませんので、ダウン報酬制度変更により利益を圧迫するようになったら他のコンテンツなどを削って帳尻合わせを行なう可能性が高いです。

例えば、真っ先に対象になると思われるのは豊富な無料コンテンツです。

モッピーの無料コンテンツはガチャ・モッピークエスト・ビンゴなど稼ぎやすいものが多いことで有名ですが、逆に言えば最も削りやすい部分でもあると言えます。

無料コンテンツ自体は客寄せにはなってもそれ自体が利益を生み出すものではないため、万が一の際には確実に稼げるポイントが下がると思われます。

ハピタスは100%還元廃止

最近の似たような事例としては、ハピタスが100%還元を廃止したことが挙げられます。

ハピタスは交換金額の上限を月3万円に抑えることで高還元率・高ポイントを誇っていたのですが、2017年3月から登場したVISAプリペイドカードのPollet(ポレット)により実質的なポイント交換上限が月30万円になりました。

100%還元がなくなった実際の理由は不明ですが、実質的なポイント交換上限の大幅アップにより収益が圧迫されたことが理由であると考えるのが自然です。

このような事例を目にしていると、モッピーでも似たような改悪が発生してもおかしくないのではないかと邪推してしまいます。

還元率はもっと低くても良かったのでは?

ダウン報酬制度のリニューアルと言えばポイントインカムが印象に残っています。

もともとはモッピーと同様に還元率が50%(もしかしたら40%だったかも。忘れました。)と高めに設定されている一方で対象外広告が多すぎて有名無実化していたのですが、ダウン報酬対象の広告を増やす代わりに還元率を10%に大幅ダウンさせるという大胆なリニューアルを昨年実施しました。

なかなか思い切った制度改革だったので当初は心配になりましたが、還元率を低めに抑えたことで運営側の利益を圧迫することなく運営が継続できていると思われますので、結果としては大成功ではないかと思っています。

実際、ポイントインカムではリニューアル後にその他のコンテンツが改悪されたことはない(はず)ですし、逆に様々なキャンペーンなどを打ち出すなどの積極的な運営が行われています。

また、ダウン報酬の対象広告が増えたことにより個人的な体感では以前よりもダウン報酬が増えている実感もあります(友達人数が増えていることもありますが)。

このように、無理のない制度設計にすればサイト運営自体にも歪が生じることなく運営・ユーザー(・広告主)がwin-winな関係になれるという良い例だと言えます。

それを考えれば、モッピーは無理に還元率(5~100%)に幅を持たせずとも、ポイントインカムと同様に還元率を低めに抑えておいた方が良かったのではないかと思います。

友達にはメリットなし

また、ダウン報酬制度のリニューアルは大改革なのですが、友達には一切のメリットがありません。

他のポイントサイトだと紹介を受けて登録すると紹介ボーナスとして100~200円分くらいのポイントを貰えることも少なくないのですが、モッピーにはそのようなメリットが一切ないので紹介するのがなかなか大変だったりします。

無料コンテンツが充実している・広告の還元率やポイント数が高めであり稼ぎやすいというメリットはあるものの、新規登録する友達の気持ちになってみれば登録してすぐにポイントを稼げる方が嬉しいですので、どうせならリニューアルのついでに友達側へのメリットも追加して欲しかったと思います。

前も別の記事で書いたような気がしますが、紹介する側が得するような制度を組んだところで大きなメリットがあるのは「モッピー」という単独キーワードで上位表示できている極一部のユーザーのみです(何もしなくても勝手に友達が増えていくため)。

もちろん、紹介する側のメリットが増えたことによりモッピーのことを取り上げるメディアも増えるのかもしれませんが、だからといって新規登録者が劇的に増加するかと言えばそんなことはないと思います。

先述の通り、いくら勧誘されても友達になるメリットがなければモッピーに登録しようとする人はいないからです。

むしろ、無理のあるダウン報酬制度の拡充により無料コンテンツの改悪や、場合によっては広告利用時の還元率・ポイント数の低下などすら実施されかねないことを考えると、モッピーは友達紹介をしにくいポイントサイトになってしまう可能性すらあるのではないでしょうか。

追記 : 実際に獲得したダウン報酬の額

2017年5月末にダウン報酬制度が改定されて、1ヶ月が経過したので実際にどの程度のダウン報酬を獲得できたのかを報告します。

以下は、モッピーの通帳明細をエクセルに貼り付けてフィルタをかけたものですが、2017年6月は1,581ポイント(= 1,581円)でした。

2017年6月のモッピーのダウン報酬

2017年6月のダウン報酬
計1,581pt(= 1,581円)

2017年6月末時点の友達人数は188人であり、ハピタスで同じくらいの友達人数だったときよりもダウン報酬の額は遥かに少ないとはいえ、制度改定前よりも確実に増えている実感はあります。

今後この勢いが続くのかどうかが不安ですが、とりあえずは収入アップには繋がったようです。

まとめ

個人的には将来的に改悪の可能性が感じられるままだと不安で仕方がないので、「たくさん稼げるわけではないけれど友達の人数が増えれば安定的に稼げるようになる」という制度設計が好きです。

そういう意味では、現状ではハピタスポイントインカムの友達紹介制度が理想です(ハピタスはポレットの登場により今後がちょっと不安ですが)。

とはいえ、モッピーが今後どのようになるのかは時間が立ってみなければ分かりません。

とりあえず2~3ヶ月くらいはビクビクしつつ、また、どのくらいのダウン報酬を貰えるのかを期待しつつ静観したいと思います。


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コメント

  1. feiren より:

    こんにちは!

    まったく同意見です!!

    巷のお小遣い稼ぎ系のブログを見ていると今回のダウン報酬大幅改善を、大歓迎としている方が多いので、逆の考えをしている自分は異端かと思っていました。

    私もしばらくビクビクしながら様子を見ることにします。

    • 管理人 より:

      長期的には(還元率が良すぎて)どう考えても他のコンテンツを犠牲にしなければ成り立たないような気がするので手放しでは喜べないですよね。
      一応、短期的にはダウン報酬の対象広告が増えたことにより稼げるようになるとは思いますが・・・

      最初は10%くらいの低還元率からスタートして様子を見た上で15%・20%・etcまで段階的に上げる、といった感じで良かったのではと思います。