ポイントサイトで広告を利用した際の代表的なトラブルといえば「ポイントサイトを経由しているはずなのに通帳に明細が記載されない・ポイントが付与されない」というものだと思います。
また、それとは別にときどき「経由した(はずの)ポイントサイトとは異なるサイトで広告が承認されてしまう」という珍事が発生することもあります。
以下ではその原因等について解説していきます。
目次
私の事例
本題に入る前に、実際に私が体験した事例を紹介します。
私は2018年1月15日に「おなか快調宣言」という広告をポイントインカムにて利用しました。
理由した目的は「2件の広告利用で1,000円のボーナスポイントを貰えるカム to クーポン」に取り組むためであり、上記の通り計2件の広告を利用しました。
このとき、以下のような記事も書きました。
そして、その後は承認待ちになるのを気長に待ち続けていたところ、なんと先日(1/25)モッピーで「おなか快調宣言」が承認されてしまいました。
モッピーのポイントが急に増えたので何事かと思って通帳を確認したらこのような事態が発生しており非常に驚いたのを覚えています。
意図しないポイントサイトで広告が承認される現象について
原因は?
クリックポイント
このような珍事の一番の原因として考えられるのはクリックポイントではないでしょうか。
各ポイントサイトで日々クリックポイントに取り組んでいる場合、直近にクリックした広告の中にたまたま別サイトで申し込みをした広告が混じっていると申し込みをしたサイトではなくクリックポイントを実践したサイトで承認されてしまう可能性があると思います。
「どこのポイントサイトから経由してきたのか?」という情報を保持するためのCookieは基本的に最後に広告をクリックしたサイトの情報が書き込まれると思いますので、「サイトAでクリックポイント消化 → サイトBで申し込み」というケースにおいてはサイトBで承認されるはずなのですが、その順番を無視して何故かサイトAで承認されてしまうケースもあるみたいです。
不明
原因がよく分からないケースもあります。
例えば先程の私の例に関して言えば私はここ最近はモッピーでクリックポイントには取り組んでいないからです。
クリックポイント以外の何らかの形でモッピーの広告をクリックしてしまったケースも考えられますが全く記憶にありません。
また、仮にモッピーの広告をクリックしていたとしても実際に申し込みをする前には一旦ブラウザの全てのタブを閉じた上でポイントインカムを経由したはずなので、間違ってモッピーを経由して申し込みをしたということもありません。
謎は深まるばかりです・・・
対策は?
このような「意図しないポイントサイトで広告が承認される」ことを防ぐためにはいくつかの対策が考えられます。
Cookieの削除
基本中の基本の対策はポイントサイトを経由して広告を申し込みする前に一旦Cookieを削除することです。
Cookieには「どこのポイントサイトを経由して広告の申し込みを行った」という情報が保存されており、広告主やポイントサイトはこれをもとに広告の承認やポイントの付与を行います。
従って、クリックポイントへの取り組みによりCookieに無駄に書き込まれてしまった情報を事前に全て削除してしまえば確実なのです。
Chromeの場合
例えば、ブラウザのChromeの場合はメニューから「その他ツール」→「閲覧履歴の消去」の順にクリックします。
そして「Cookieと他サイトのデータ」にチェックを付けて「データを消去」をクリックします。
ちょっと待たされる(数十秒程度?)と思いますが、これでCookieの消去完了です。
その他のブラウザの場合
IE・Edge・Safariなどについては私は使っていないのでCookie削除の方法がよく分かりません。
以下の検索結果を参考にしてみて下さい。
- 「IE Cookie 削除」の検索結果
- 「Edge Cookie 削除」の検索結果
- 「Safari Cookie 削除」の検索結果
シークレットモードを使う
Cookie削除は確実な方法なのですが削除した後が面倒臭いという問題点があります。
というのも、Cookieに保存されている「サイトAへログインしている」といった情報なども全て一緒に削除されてしまうため、今まで訪問すればそのまま利用することができたサイト全てに再度ログインし直す等の手間が発生してしまうからです。
厳密なことを言えば全てのCookieをまとめて削除しなくとも「クリックポイントに関する情報」だけをピンポイントで削除することも可能ですが、それはそれで別の手間(当該のCookie情報を探す手間)が発生して面倒臭いです。
そういった煩わしさを解決するためにはブラウザのシークレットモードを使うのがオススメです。
シークレットモードならブラウザを起動した時点でCookieは真っさらな状態なので普段どれだけ熱心にクリックポイントに取り組んでいようとも、
- ブラウザをシークレットモードで起動する
- ポイントサイトを訪問・ログインする
- 目的の広告をクリックする
- 商品・サービスを購入する
という手順を踏めば確実に目的のポイントサイトを経由することが可能だからです。
Chromeの場合は「Ctrl + Shift + N」のショートカットを利用するか、リンクを右クリックして「シークレットウィンドウで開く」をクリックするとシークレットモードのブラウザを起動できます。
IE・Edge・Safariについては以下の検索結果を参考にしてみて下さい。
- 「IE シークレットモード」の検索結果
- 「Edge シークレットモード」の検索結果
- 「Safari シークレットモード」の検索結果
※ブラウザによってはシークレットモードという名称ではないかもしれません
もし発生してしまったら?
もし「サイトAを経由したはずなのにサイトBで承認されてしまった」という事故に遭遇した場合、基本的に解決方法はないと思います。
従って、各運営に問い合わせて「一方を却下してもらい、もう一方で承認してもらう」といったことは不可能ではないでしょうか。
というのも、単に通帳に記載されない・承認されないといった事例であれば一連の流れの中のどこで問題が発生したのかを調査する意味があります(実際に問題があるから上手く記載・承認されないわけなので)が、どこかのサイトで承認されてしまった以上は「当該サイトにおいては申し込み~承認までの一連の流れがきちんと行われている」ということであり、調査する意味が全くないからです。
「サイトAを経由したはずなのにサイトBで承認されてしまった」というのはあくまでもこちらの勝手な都合であり、一方を却下してもう一方で承認してくれというのはただのワガママでしかありません。
そんな無理難題を言うくらいなら、最初からCookieを削除する・シークレットモードを利用するといった対策を取っておくべきではないかなと私は思います。
もちろん上記は全て私個人の意見でありポイントサイトの意見ではありませんので問い合わせをしてみる価値はあるかもしれませんが、救済される望みは薄いのではないでしょうか。
まとめ
私は今回挙げた事例の他にも過去に何度か同じような現象が発生したことがあります。
「Cookieの削除」や「シークレットモード」という対策方法も以前から把握していたはずなのに同じことを繰り返してしまっていることもあり、反省の意味を込めて記事にしてみた次第です。
また、おそらく私以外にも同じような経験をしたことがある方はいるはずですし現時点で経験したことがない方でも今後はあり得るかもしれないので当記事を参考に注意してもらえれば幸いです
ちなみに、私の事例においてはポイントインカムで広告が承認されなかったことにより「カム to クーポン」のボーナスポイントの1,000円を受け取れなくなってしまったのですが、モッピーで承認されたポイント数が約1,200円だったので金銭的なダメージはほとんどなく不幸中の幸いだったと言えます。
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