ハピタスの交換上限3万円を超えたポイントの使途について考える

2016年にハピタスの友達紹介を頑張った甲斐もあって、「友達紹介制度(ハピ友ポイント等)でポイント交換上限である月3万円以上を稼ぐ」というハピタスを利用する上での一つの目標を達成しました。

毎月3万円が手に入るということで非常に嬉しいのですが、悲しいことにそれを数回体験してしまうと慣れてしまうもので、現在では3万円が手に入る喜びよりも交換できずに残ってしまったポイントの扱いについての悩みの方が大きくなってしまいました。

ハピタスはポイント交換上限が3万円であることから稼げば稼ぐほどポイントが貯まっていてしまい、月3万円の壁を突破したばかりの私でさえ既に4万円分ものポイントが手付かずのままとなっています。

2017年1月は既にポイント交換済みです。

2017年1月は既にポイント交換済みです。

ネットで色々調べた感じでは私の残高はまだ可愛い方で、人によっては数十万~100万円超のポイントが使い切れずに残っているケースもあるようです。

ハピタスポイントをこのまま貯め続けてるのも勿体ないですので、ここでは交換上限を超えてしまったポイントの活用方法を検討してみたいと思います。

目次

考えられる使途

ハピタス堂書店で消費する

一番簡単な活用方法は、ハピタス堂書店という書籍・CD・DVD・ブルーレイなどを購入できるネット書店で買い物をすることです。

あまり知られていないかもしれませんが、実はハピタス堂書店での買い物の際に使うポイントに限っては月の交換上限である3万円を無視して無制限に使うことができるからです。

ハピタス堂書店はポイント還元7%・送料無料という優れたネット書店なのですが、実はこのようなメリットもあるので私もよく利用しています。

換金できないポイントを全力投入すれば(ポイントの残高にもよりますが)好き放題に本が手に入るため、なかなか気分爽快に買い物ができます。

しかし、「じゃあ、ハピタス堂書店で全部のポイントを消費すれば良いのか?」と言われると、話はそう簡単ではありません。

というのも、

  1. 毎月大量の本を買い込むほど欲しい本がない
  2. 本を買い続けると自宅のスペースを圧迫する

といった問題があるからです。

1.に関しては普段の読書量によると思いますが、私の場合はどんなに頑張っても数千円分くらいしか欲しい本がないため、とても余っているポイント全てを使い切ることはできそうにありません。

2.については、欲しい本が多いという人であっても無制限に買い続ければ自宅の本棚を圧迫してしまうため、量を買うにしても物理的な限界が生じます。

ただ、ハピタス堂書店は物理的なスペースの成約を完全に無視できる電子書籍の販売もしていますので、電子書籍ならスペースの問題は即解決できます。

ハピタス堂書店を運営しているeBookJapanは電子書籍の販売を主要事業としている企業で東証一部上場も果たしていることからそう簡単に電子書籍サービスが終了するとも思えませんので、安心して電子書籍を買うことができるはずです。

従って、もしハピタス堂書店でポイントを使い切るつもりなら電子書籍一択になると思います。

転売で換金する

考えられるもう一つのポイント活用方法は、転売で無理やり換金することです。

先述の通り、ハピタス堂書店に限っては月3万円の交換上限を無視してポイントを使って買い物ができますので、

  1. ハピタス堂書店で本を購入する
  2. ヤフオク等で売り払う

という手順を踏めばポイントを現金化することが可能なのです。

転売の際は単価の低い本を取り扱っても手間ばかりがかかってしまいますので、高額なマンガ本の全巻セットなどが狙い目です。

カテゴリを「本->コミック」に絞って「全巻」などのキーワードで検索すると色々出てきます。

ハピタスの交換上限3万円を超えたポイントの使途について考える

例えば、この中で「闇金ウシジマくん」や「弱虫ペダル」のヤフオクでの落札状況を調べてみると、以下のようにそれなりの価格で売れていることが分かります。

ハピタスの交換上限3万円を超えたポイントの使途について考える
ハピタスの交換上限3万円を超えたポイントの使途について考える

もちろん、落札価格は購入時の価格よりも安くなってしまいますし落札システム利用料(落札価格の8.64%)もかかるため、最終的な換金効率は6~7割くらいになってしまいます。

しかし、それでも本来なら換金不可能であるポイント残高を現金化できると考えれば悪い方法ではないのではないか思います。

ただ、

  • ヤフオクへの出品・落札者とのやりとり・商品の発送に手間がかかる
  • 繰り返し転売する場合は古物商営業許可が必要になる(と思われる)

といった問題もあるため注意が必要です。

まとめ

交換できずに余ってしまったハピタスポイントの活用方法は、現状では以上のような方法しか思い付きません。

どちらも有効な方法だとは思いますが、いずれも一長一短あるので決定打にかける感じは否めないと思います。

個人的な事情としては、電子書籍を買うならKindleと決めているのでハピタス堂書店で電子書籍を買い漁ろうという気分にならないこと、転売は(思い付いたのは良いものの実際には)面倒臭くてやる気が起きないことが結構大きいです。

ということで、私としてはハピタス堂書店で紙の本をたまに購入する程度だと思います。

プリペイドカードに期待

2016年末から順次開催されている感謝祭のイベントの予告に「月30万までポイントチャージ可能!ハピタスポイントが世界中のお店で使えるVISAカードが登場!」という文言があるので、現在はコレに注目しています。

ハピタスの交換上限3万円を超えたポイントの使途について考える

おそらく、セレス系のポイントサイト(モッピーお財布.comモバトク)で発行できるプリペイドカードと同様にポイントをチャージして決済に使えるのではないかと予想しています。

このようなプリペイドカードがハピタスから登場し、しかも月30万円までチャージできるのであれば実質的にポイント交換上限が上がることと同義ですので、増え続けるポイント残高の問題がかなり解消されるはずです。

仮に、チャージの際のレートが「2pt = 1円分」などの等価以下だったとしても、先述のような転売の手間等を考えれば十分に利用価値があるものになってくれるはずです。


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