ポイントサイトのPONEY(ポニー)は、
- 2018年5月 : 突如ポイント交換停止
- 2018年6月 : 利用規約をこっそり変更&過去に遡って適用してポイント大量失効
- 2018年7月 : ポイント交換再開も、1日の交換上限が全ユーザーで10万円分のみ
など、ここ半年ほど話題に事欠きません。
最近では10/5付で運営が株式会社ギガ・メディアに変わったというお知らせがありました。
そして、11/1にリニューアルに関するお知らせがPONEY(ポニー)に掲載されましたので、当記事では今後のPONEY(ポニー)の行く末について考えていきたいと思います。
目次
11/1にPONEY(ポニー)に掲載されたお知らせの内容
11/1(木)にPONEY(ポニー)公式サイトに掲載されたお知らせは以下の2つです。
リニューアルの予定について
1つ目は2018年12月初旬にリニューアルを予定しているという内容です。
11/01(木) PONEY リニューアル(予定)のお知らせ
全文は上記リンク先をご参照頂きたいのですが、重要箇所を抜粋すると
- ポイント交換は段階的に改善(現金への交換を含む)
- リニューアルまでの間はポイントの失効を停止
- 今後は利用規約等に変更があるときは事前告知
といった感じです。
ご存知の通り、現状のPONEY(ポニー)はポイント交換がまともにできないことからポイントサイトとして全く機能していません。
リニューアルを実施してまともなポイントサイトとして蘇らせたいという意図が伝わってきます。
ご意見・ご要望投稿フォームの設置
2つ目はご意見・ご要望投稿フォームを設置するという内容です。
11/01(木) PONEY ご意見・ご要望投稿フォーム設置のお知らせ
現状のPONEY(ポニー)はお問い合わせフォームはありますが、運営に関して意見を述べるための専用フォームは存在しません。
一連の出来事以降、PONEY(ポニー)にはユーザーからの意見(大半が苦情だと思いますが・・・)が殺到しているせいで、お問い合わせフォームが通常の役割を果たしていない(= 純粋な意味での問い合わせが埋もれてしまっている)であろうことは想像に難くありません。
なので、このタイミングで
- 問い合わせフォーム : 通帳に記載されない案件の調査依頼などの純粋な問い合わせ
- ご意見・ご要望投稿フォーム : 苦情等の送信
といった感じでユーザーの動線を分けることにしたのだと思います。
11/1のお知らせについて感じること
今回のお知らせの内容とざっと読んで主に疑問だった点・不信感を抱いた点は以下の通りです。
いつになったら正常にポイント交換できるのか?
PONEY(ポニー)には悪いですが、リニューアルして生まれ変わるとかそういうことはユーザーにとっては心底どうでも良い問題です。
いまPONEY(ポニー)ユーザーとして一番大事なことは「保有しているポイントをいつになったら全部交換できるのか?」という点に尽きると思います。
ポイント交換の停止・制限がスタートしてから今月でもう半年になるにも関わらず、今の時点だと結局のところいつになったら全額をポイント交換できるようになるのかが全く分からない点が非常に困りますしイライラします。
ここ半年間のPONEY(ポニー)の運営姿勢を見る限りだと「段階的に改善していく予定」という文言も全く信用できません。
好意的に解釈するならリニューアルと同時に無制限にポイント交換ができるようになった上で、1~2ヶ月のうちに徐々に交換先も増えていく(現金等)ということを期待できるのかもしれません。
しかし、仮に「全ユーザーで月10万円」という現在の制限が「全ユーザーで月15万円」になったとしても「改善」であることには間違いありませんので、ユーザーとしては「無制限にポイント交換ができるようになります。」と明言してくれないことには全く安心することができません。
失効停止ルールがほぼ無意味
今回のお知らせには「リニューアルまでの間、自動失効を停止する」と記載されています。
一見すると良心的な内容に見えるかもしれませんが、逆に言えば「リニューアル後は自動失効が再開する」ということでもあります。
一方でポイント交換は「段階的に改善」されていくわけであってリニューアル直後から保持している全ポイントを交換できるわけではありません。
つまり、リニューアルまでの僅かな期間だけ自動失効が停止しても最終的には失効する可能性が高いということを意味しており自動失効の問題は何一つ解決していません。
お知らせには「リニューアル後は、ポイント失効が近づいた場合、マイページへお知らせを表示やメールでの事前告知を行うなど、機能を充実させてまいります。」とも書かれていますが、PONEY(ポニー)で保持しているポイントが今にも失効しそうなことはほとんどのユーザーが理解しているはずなのでハッキリ言って不要な機能です。
というか、ポイントの失効はユーザーには解決のしようがない問題なのに逐一通知が届いたとしてもただ単にウザいだけですし、むしろユーザーを煽っている・馬鹿にしているとも取られられると思います。
過去に失効したポイントの救済は?
お知らせの中では利用規約変更(6月)から現在までに失効してしまったポイントについては一切言及されていません。
今回のポイント失効に関してユーザーには一切責任がないことなので「お客様の信頼回復に全力を尽くし~」というのであれば、今までに失効した分を全て復活させるくらいの措置があっても良いのではないでしょうか。
順番がおかしくない?
お知らせを読んでいて最初に違和感を覚えたのは「告知の順番」です。
「リニューアルのお知らせ」では、
- マイページおよびポイント通帳の改修
- ポイント交換の改善
- ポイント自動失効の停止
- 利用規約等の変更時は事前告知する旨
という順番で記述されていますが、何故一番どうでも良い「マイページおよびポイント通帳の改修」が先頭に来るのかが全く理解できません。
普通に考えたら今現在一番大きな問題であるポイント交換・自動失効・利用規約などの話題が先頭に来て然るべきであり、機能改修の話題はおまけとして最後に付け加えるだけで十分だと思いますが・・・
ユーザーに対する謝罪案件でこのような適当なお知らせを掲載してしまうということは、お知らせの内容はあくまでもリニューアルがメインであってポイント交換・自動失効・利用規約は些末な問題であるという運営の姿勢が現れているではないでしょうか。
PONEY(ポニー)にとってはもう終わった問題なのか?
先述の通り、ユーザの一番の関心事はポイント交換・自動失効・利用規約などに関してですが、
- リニューアルのお知らせで機能改修の話題が先頭に来る
- 問題が何一つ解決していないのに「今後のために~」とご意見・ご要望投稿フォームを設置する
といったやり方からは運営にとっては一連の出来事は既に過去の話であり、さっさと仕切り直してしまいたいという意識が垣間見える気がします。
確かにPONEY(ポニー)は10/5で株式会社ギガ・メディアの運営になっており株式会社ギガ・メディアは株式会社マーケットプレイス時代のPONEY(ポニー)の負の遺産を引き継いでいるだけなので、現運営にとっては「自社がやったことではないから」という意識があっても不思議ではありません。
ただ、ユーザーにとっては運営が変わったとしてもPONEY(ポニー)はPONEY(ポニー)であり、リニューアルされたとしてもPONEY(ポニー)はPONEY(ポニー)です。
従って、一連の問題が解決されるまでは「PONEY(ポニー)はポイント交換をできないポイントサイトである」という認識が覆ることは絶対にありません。
このような運営とユーザーの認識の差が埋まらない限りは今後もPONEY(ポニー)がポイントサイトとして復活することはありえないのではないでしょうか。
まとめ
お知らせを読んで感じたことはざっとこんな感じです。
運営会社が変わったことでポイント交換くらいはまともにできるようになるかなと思っていたのですが、全く期待できそうにありません。
このような状況でPONEY(ポニー)を積極的に利用したいというユーザーが存在するのかどうかは甚だ疑問です。
一応、今後もPONEY(ポニー)の動向については注目していきたいと思いますので進展があればまた記事にする予定です。
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