ポイントサイトのPONEY(ポニー)は先日からヤバイ状態が続いています。
端的に言うと「運営会社が夜逃げ寸前かもしれない」・「5~6月に不可能だったポイント交換が7月から再開したが、交換させる気が感じられない」という状況です。
そんなPONEY(ポニー)がげん玉と組んでキャンペーンをスタートさせましたので記事にしていきたいと思います。
目次
「PONEYポイント ⇒ げん玉ポイント交換キャンペーン」の詳細
当キャンペーンはPONEY(ポニー)に登録しているメールアドレス宛てに届いた告知メールにて確認できます。
PONEY(ポニー)の公式サイトには当キャンペーンに関する告知・記述は一切掲載されていません。
キャンペーン期間
キャンペーン期間は
- 開始 : 2018年07月17日(火)
- 終了 : 2018年07月31日(火)
の約2週間です。
特典 & 条件
当キャンペーンには以下の2つの特典があります。
特典1 : げん玉に登録すると200円
- 告知メール内のURLからげん玉へアクセス & 新規登録する
- 新規登録後、応募フォームに「交換ID」(告知メール内に記載)とPONEYに登録しているメールアドレスを応募する
という条件を満たすと、8/1(水)以降にPONEY(ポニー)から600円分のポイントが減額された後げん玉に200円分のポイントが加算されます。
特典2 : げん玉で広告を利用すると300円
げん玉に新規登録した後、8/31(金)までにげん玉にて広告を利用すると(げん玉のアカウントに)別途300円分のポイントが加算されます。
対象サービス(広告)は以下の通りです。
特典2の対象となるサービス(広告)
げん玉PC版:[高額ポイントで貯める][無料で貯める][サービスで貯める][お買い物で貯める]内にあるサービス全て
げん玉スマホ版:[コンテンツ][アンケート]以外にあるサービス全て
キャンペーンの評価
少しでもポイント交換できる点は評価できる
当キャンペーンでは特典1の条件(= げん玉に登録&交換IDを入力)をクリアした時点でPONEY(ポニー)から600円分のポイントが減額されるにも関わらず、特典1・2の両方を達成しても計500円分の(げん玉の)ポイントしか貰えません。
単純に考えると「600円を使って500円が手に入るキャンペーン」であり参加しても損をしてしまうだけで非常に無意味な内容だと言えます。
しかし、PONEY(ポニー)でまともにポイント交換できない現状を踏まえると事情が変わってきます。
当キャンペーンを活用することでPONEY(ポニー)で塩漬けになっているポイントを僅かながらげん玉に移行して自由にポイント交換できるようになるという点においては一応意味があるキャンペーンなのかなと思います。
げん玉に未登録のユーザーはいるのか?
ただし、当キャンペーンを有効活用できるユーザーがどれほどいるのかは疑問視せざるを得ません。
というのも、マイナーなポイントサイトであるPONEY(ポニー)に登録しているユーザーであれば超大手のポイントサイトであるげん玉には既に登録済みである可能性が非常に高いからです。
ポイントサイトのレビュー等を取り扱うサイト・ブログでは明らかにげん玉の方が露出が多いことは間違いありません。
一方でPONEY(ポニー)の扱いはそれほど多くはない印象です。
その辺りの事情も考えると当キャンペーンを有効活用できるユーザーはほとんどおらず、ほぼキャンペーンとしての体をなしていないのではないでしょうか。
PONEY(ポニー)とげん玉でのやりとりについて
個人的にはキャンペーンの中身は非常にどうでも良いのですが、ここで気になるのはPONEY(ポニー)とげん玉の関係です。
- PONEY(ポニー)が一方的にげん玉を利用しているだけ
- げん玉がPONEY(ポニー)に何らかの協力をしている
のどちらかのパターンが考えられますが、私は後者だと思います。
理由は以下の通りです。
当キャンペーン内容に合致する友達紹介コースが存在しないから
当キャンペーンにおいては、PONEY(ポニー)がげん玉へユーザーを送り込む「友達紹介」を利用しているような形です。
紹介が成立する度にPONEY(ポニー)がげん玉からいくら貰う予定なのかは不明ですが、私達ユーザー(= 紹介される側・友達側)は
- 登録完了 : 200円
- 広告利用 : 300円
という計500円を獲得することができます。
しかし、現在げん玉に存在する3つの友達紹介コースの中には紹介される側(= 友達側)が計500円を貰えるようなコースはありません。
従って、当キャンペーンの特典はげん玉がPONEY(ポニー)のために特別に用意した友達紹介コースによるものであると考えられると思います。
「交換ID」があるから
通常、げん玉の友達紹介制度では紹介者は被紹介者(= 友達)が誰なのかを確認することはできません。
そのためPONEY(ポニー)が普通にげん玉の友達紹介制度を利用する場合にはげん玉へ登録したユーザーから600円分のポイントを減額することは絶対に不可能です。
しかし、当キャンペーンには「交換ID」(PONEYからの告知メール内に記載されている一意の番号)とPONEYに登録しているメールアドレスを入力する手順があるので、
- げん玉に新規登録後に被紹介者(= PONEYユーザー)が交換IDとメールアドレスを入力する
- 交換IDとメールアドレスを入力したげん玉ユーザー(= PONEYユーザーでもある)のリストをげん玉がPONEY(ポニー)に提供する
というステップを踏めばPONEY(ポニー)は誰がげん玉に登録したのかを判別することができ、ポイント減額も可能となります。
従って、PONEY(ポニー)が特典を付与できるということはげん玉が当キャンペーンに何らかの協力をしていると解釈できるのです。
URLに「rid=poney」が含まれているから
当キャンペーンの告知メール内に記載されているげん玉へのアクセスURLには「rid=poney」という文字列が含まれています。
この「rid」は他サイトとげん玉が組むキャンペーンでも見受けられます。
例えば、ドットマネーのサイト内に掲載されているげん玉へのリンクには「rid=dmoney」という文字列が入っていることを確認できます。
「rid」は自分で勝手に付与することも可能です(例えば私が「rid=fukuwork」としてもURLとしては機能します)が、通常はURLを発行する側(= げん玉)が一意の値を決めた上で付与するものです(URLを利用する側が勝手に値を決めて良い仕組みだと他と重複してしまう可能性がありidとして意味をなさないため)。
従って、PONEY(ポニー)が利用しているURL内に「rid=poney」が含まれているということは当キャンペーンがげん玉と正式にコラボしてる証拠であると判断できます。
まとめ
わざわざ他のポイントサイトとコラボをしてでもユーザーにポイント交換させようというPONEY(ポニー)の状況は「もう自サイト(= PONEY)ではまともにポイント交換できそうにありません!」と暗に宣言しているようなものだと感じるのは私だけでしょうか。
一応当キャンペーンは特典2(げん玉で広告利用すると300円)の期間も含めて8/31(金)までは継続するので最低でもそこまではPONEY(ポニー)は存在し続けてくれると思いますが、そこから先は何とも言えないですね。
しぶとく経営を続けるのか、それとも早ければ年内に消滅してしまうのか・・・
いずれにしても今後もPONEY(ポニー)の動向を見守り続けたいと思います。
なお、勘違いされると困るのですが当記事はヤバイ状況にあるPONEY(ポニー)に協力しているげん玉が悪いと言いたくて書いたわけではありません。
単にどのような仕組みでキャンペーンが実施されていのかについて興味があったから色々と考えてみただけであり他意は特にありません。
げん玉にはPONEY(ポニー)の経営状況など無関係であり単にげん玉のユーザー数を増やせるチャンスがあるからPONEY(ポニー)とコラボしているだけの話だと思いますし、それは普通のことだと思います。
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