2015年7~9月はAmazonアソシエイトが(サイト規模の割には)好調で、7月と8月はコンバージョン率13%・11%超え、9月には同15%を達成しました。
一般的なコンバージョン率の値がどの程度なのかは知りませんが、5%を超えたら良い方で10%を超えたら相当優秀な方だと思いますので、Amazonアソシエイトのやり方の一つとして参考までにサイトのジャンル・規模・作るときに気を付けた点などについて解説します。
目次
高コンバージョンはまぐれではない
まず最初に断っておきたい点ですが、後述の通りサイトの規模が小さいのでアクセス数やクリック数も少ないものの、今回の結果はまぐれではありません。
絶対数は少ないものの3ヶ月連続で高コンバージョン率を達成していることから、たまたま良い結果となった可能性は低いと考えています。「たまたま」が3ヶ月も続くとは思えないからです。
手前味噌ですが、サイトの内容に見合った妥当な結果であったと言えるでしょう。
サイトのジャンル・内容
今回の結果を叩き出したサイトは、とある国家資格の試験や勉強方法についての情報サイトです。
管理人自身が過去に実際に受験&合格をしてその資格を保有していることから、試験内容・勉強方法・勉強期間・重要分野などの効率的に試験に合格するために必須となる事柄を一通りまとめています。自分自身が経験した内容をまとめていることによって、試験の公式サイトを見れば分かるような試験概要が羅列されているだけのありきたりな試験情報サイトとは異なり、受験生に有益な情報を提供できているのが良いのだと思います。
サイト内で紹介しているのは主に参考書や過去問などで、選び方・使用したものの良い点・悪い点を詳細に記した上で紹介しています。実際に試験に合格した人物(サイト上には資格証も掲載しています)がオススメしている参考書と過去問ということで、サイトを閲覧している人にとってはそれだけで購入する理由になるのでしょう。
クッキー効果で紹介した商品以外の商品もいくつか売れていますが、売上のほとんどはサイト内で紹介している参考書と過去問です。
サイトの規模・アクセス数
サイトは2015年4月の上旬に1週間くらいかけて作りました。「レンタルサーバー + 独自ドメイン + WordPress」で運用しています。
全部で30ページ弱とページ数は少なめです。あくまで勉強方法などを説明している情報サイトであって参考書の代わりになるような勉強サイトではないため、あまり書けることが多くないというのがその理由です。一方で、実際に試験を受験して実体験していなければ書けないような内容の記事ばかりなので、独自性の高いサイトであると思います。サイトのタイトルに含まれる複合キーワード(単語2つの組み合わせ)で検索1位を取得することもできています。
集客は全てSEOによる検索エンジン経由ですが、全体的にページ数が少なくロングテールによる入り口が少なめであること、そもそも受験者数があまり多くない試験である(受験には一定期間以上の実務経験が必要となるため)ことから、アクセス数は少なめです。
サイト公開から日がたち、また、試験日が近づくに連れてアクセス数も増えてきているもののセッション数は多くても約100セッション/日です。ただ、ページビュー/セッションは約2.50、平均セッション時間は約2分とそれなりの値なので、サイト訪問者は複数記事を読んでくれている人が多いようです。
1週間おきに谷ができているのは、土日(祝)にはアクセス数が減る傾向にあるからです。実務に直結する国家資格の情報サイトであることから、職場で検索する人が多いのだと思います。
作成時に気を付けたこと
よく言われていることですが、記事を読んでくれるユーザーの役に立つサイト作りをするという点に尽きると思います。
扱っている資格は実務で必ず必要となるものなので会社に急かされて取得する事が多く、受験者は誰もが一発合格したいと考えています。しかし、試験範囲の一部には「何を勉強したら良いのかよくわからない」という分野もあるため、不合格になる人も少なくないというのが現状です。
管理人自身も同じことで勉強が捗らなかった経験があるため、「この内容をこれだけ勉強すれば合格できる可能性が高い」という目安があれば受験者の役に立つだろうという思いで、一発合格したときに実践していた勉強方法・勉強期間などを事細かに記してサイトを作成しました。自分で言うのもアレですが、受験者にとってはかなり有益かつ貴重な情報になっているはずです。
普通に勉強するだけなら参考書や過去問を、試験情報(試験日や受験資格等)を確認したいのであれば公式サイトや受験案内を見るのが一番良いので、それらを掲載したサイトを作ろうとするとただの劣化コピーになってしまって絶対に勝てません。
どこでも手に入るありきたりな情報ではなく、需要は高いが簡単には手に入らない情報を掲載してユーザーの利益に貢献することが大事だと思います。
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